『今は混合授乳だけど、いずれは完母にしたい。』
そう思っているママさん!完母にするにはコツがあります。
母乳で育てたいと思っているなら最初の数ヶ月が勝負ですよ。
『母乳は良いと言われているけど、どんなメリットがあるのかイマイチわからない』
と思っている方は、ぜひ今回の内容をチェックして、母乳のメリットを知ってください。
でも、今回の内容を読む前に、ひとつ聞いてほしいことがあります。
ママの体は、妊娠中から母乳が出る人、出産後すぐに母乳が出る人、母乳が出にくい人 など、十人十色です。
無理に完母を目指す必要はありません。
最近のミルクはすごいですから!!
無理なく完母を目指す気持ちで読んでくださいね。
母乳もミルクも赤ちゃんにとっては大切な栄養です。
それぞれのママに適した授乳スタイルで、赤ちゃんにたっぷりの栄養を与えてあげましょう!!
[ad#co-2]混合育児から完母への移行するコツ!母乳を授乳するメリットとは?
混合育児から完母への移行するコツ
最近では、出産後は混合授乳を推奨する病院が多いです。
授乳前に 体重を計測 → 母乳を一定時間飲ませる → 再び体重を計測し、母乳量を計算する → その後ミルクを足す
という流れが一般的です。
では、どうやって完母に移行するのでしょうか?
母乳が出る仕組みを知り、考えていきましょう。
母乳が出る仕組み
妊娠中は、プロラクチンとプロゲステロンというホルモンが分泌されます。
プロラクチンは乳腺(母乳を分泌する腺)を発達させる働きがあります。
プロゲステロンは、母乳を分泌させないようにする働きがあります。
★プロラクチン・・・
今回説明するホルモンの中で唯一脳下垂体から分泌されるプロラクチンは、乳腺の発達させて母乳を作るためのホルモンです。妊娠中から徐々に増加し出産前に最高値に達し、他のホルモンが軒並み下落する出産後も(出所と必要性から)一定の量を維持します。
★プロゲステロン・・・
- 子宮内膜を厚くして、受精卵が着床しやすくする
- 妊娠を維持する
- 食欲を増進させる
- 体温を上げる
出典:カラダのキモチ
妊娠中から母乳が出る必要はないですよね。
だからプロゲステロンが母乳が出ないように抑えているイメージです。
そして出産すると、プロゲステロンの働きが低下し、オキシトシンというホルモンが分泌されるようになります。
オキシトシンは母乳を出す働きがあります。
オキシトシンは、赤ちゃんが乳首を吸うことで、分泌が促されます。
このように、母乳はホルモンの働きによって分泌されているのです。
[ad#co-1]じゃあ一体どうすればいいの?
母乳を出すために大切なのはホルモンの働きだということが分かりました。
そして、そのホルモンを出すためには『赤ちゃんに乳首を吸ってもらうこと』が大切なのです。
つまり、母乳が出ていないと思っても、赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことで、どんどん出るようになる可能性があるということです。
産後すぐから母乳がたっぷり出る人はあまりいないでしょう。
なので、最初から母乳がなかなか出ないからといって、悩む必要はありませんよ。
★先輩ママの実体験も参考に
筆者も2人の子どもがいますが、どちらも産後すぐの数日は、あまり母乳が出ませんでした。
でも、日を重ねるごとに少しずつ出るようになりました。
その間もずっと 母乳を飲ませる → ミルクを足す の流れでした。
2人目の時は、1人目の時より出ている感じがしなく、計測してもなかなか増えなくて少し不安にもなりましたが、退院するころにはある程度出るようになりました。
とにかく、『出ていなくても吸わせる』ことが大切です。
そして、頻回授乳をすることも大切です。
赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
夜間などは辛いかもしれませんが、頻回授乳をすることで母乳増加を促せます。
母乳量が安定してくると、一度に飲める量が増えるので、回数も減っていきます。
筆者は、1ヶ月検診頃までミルクを足し、体重の増えが良かった(正確には増えすぎていた)ため、ミルクを足すのをやめ、完母となりました。
混合から完母に移行する際は、体重の増えや母乳量を測定してみると良いですよ。
もし、不安な場合は検診や母乳外来で相談することをオススメします。
母乳はママの血液!ママもしっかり栄養をとりましょう!
母乳は、ママの血液から作られています。
つまりママの食べた物の栄養が、母乳の原材料なのです。
だから、絶対にバランスの取れた食事を心がけましょう。
また喫煙や飲酒は、母乳に影響するのでやめましょう。
また、栄養以外に水分もしっかり摂る必要がありますよ。
筆者は一度、朝に母乳が全く出ませんでした。
焦って、水分をたくさん摂るとまた出るようになりました。
きっと、水分が足りていなかったんだろうなぁと思います。
もし同じ症状になっているならば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[ad#co-1]母乳を授乳するメリットとは?
母乳育児を推奨している産院も多いですが、いったいどんなメリットがあるのか知らない人も多いのではないでしょうか。
母乳には、栄養面でのメリットと情緒面でのメリットがあります。
気になるメリットについて、詳しく見ていきましょう。
栄養面でのメリットって?
母乳には、さまざまな免疫物質が含まれており、赤ちゃんを守ってくれます。
産後一週間以内の『初乳』には、特に免疫物質が含まれているので是非この期間に授乳してあげることをオススメします。
そして、母乳は赤ちゃんが成長していくために必要な栄養素がバランスよく含まれていて、消化吸収がよいため、胃腸や肝臓、腎臓への負担が少ないです。
最近の研究では、母乳の免疫物質は免疫学的病態が基礎にある疾患の予防にも関連していることが報告されています。
しかし、ミルクにあって母乳に不足しているものもあります。
それはビタミンKです。
そのため、出生後に赤ちゃんはK2シロップを飲むのです。
情緒面でのメリットって?
母乳をあげるときは、必ずママと赤ちゃんが密着しますよね。
これは赤ちゃんにとって、とても心地よく安心する瞬間なのです。
またママにとっても、幸せな時間です。
筆者は、母乳育児に悩みしんどいこともありましたが、卒乳した後思い出すと、とても懐かしく幸せな気持ちになります。
今しかない授乳期間、それぞれのママと赤ちゃんに適した方法で過ごしていけたらいいですね。
[ad#co-1]まとめ
粉ミルクから完全母乳に移行するときは、赤ちゃんの様子を見ることが大事です。
親の勝手な都合で完全母乳に移行しても、赤ちゃんは納得してくれませんからね。
あとは、今回の内容を参考にしてもらい、完全母乳に移行していきましょう。
ミルクを飲ませるのは、赤ちゃんが小さい時しかありません。
本当に貴重な期間です。
一瞬一瞬を記憶に刻むように、可愛い赤ちゃんの時期の子育てを楽しんでくださいね。
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