- 『今は混合だけど、いずれ完母にしたい』
- 『いつになればミルクを足さなくていいのかな?』
と疑問を持っていませんか?
特に母乳というママの体が影響することは、気になることが盛りだくさんです。
そして、赤ちゃんの成長にも大きく関係することだから、余計に些細なことでも気になってしまうことでしょう。
なので今回は、混合育児から完全母乳育児に移行するコツから軌道に乗る時期をお教えします!!
意外と詳しくは知られていない母乳育児のメリットも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
[ad#co-2]母乳育児が軌道に乗るまでの時期はいつ頃?混合育児から完全母乳へ
母乳育児が軌道に乗るまでの時期は?
赤ちゃんが生まれてすぐ授乳をしても、思っていたより母乳がたくさん出なくて困っているママもいると思います。
でも、心配ありません。
母乳育児は軌道に乗るのは、だいたい3ヶ月ごろと言われています。
※個人差があります。
しかし、なぜだいたい3ヶ月ごろなのか、その理由を説明していきますね。
そもそも母乳が出る仕組みってどうなってるの?
妊娠中は、プロラクチンとプロゲステロンというホルモンが分泌されます。
- プロラクチンは、乳腺(母乳を分泌する腺)を発達させる働きがあります。
- プロゲステロンは、母乳を分泌させないようにする働きがあります。
妊娠中から母乳が出る必要はないですよね。
だからプロゲステロンが母乳が出ないように抑えているイメージです。
出典:medicalnote
出産すると、プロゲステロンの働きが低下し、オキシトシンというホルモンが分泌されるようになります。
※オキシトシンは母乳を出す働きがあります。
オキシトシンは、赤ちゃんが乳首を吸うことで分泌が促されます。
このように、母乳はホルモンの働きによって分泌されているのです。
[ad#co-1]じゃあ一体どうすればいいの?完全母乳にするコツ
母乳を出すために大切なのはホルモンの働きだということが分かりました。
そして、そのホルモンを出すためには『赤ちゃんに乳首を吸ってもらうこと』が大切なのです。
つまり、母乳が出ていないと思っても赤ちゃんに乳首を吸ってもらうことで、どんどん出るようになる可能性があるということです。
産後すぐから母乳がたっぷり出る人はあまりいないでしょう。
それはホルモンなど、色んな要素がまだ整っていないからなんです。
そして母乳をよく出るようにするためには、”頻回授乳”をすることも大切です。
なので、赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
夜間授乳などは確かに辛いかもしれませんが、頻回授乳をすることで母乳増加を促せます。
母乳量が安定してくると、赤ちゃんが一度に飲める量が増えるので回数も減っていきます。
いつからミルクを足さなくていいの?
母乳はどれだけ飲んでいるか分からないのが問題点です。
そんなときは、ショッピングモールなどの授乳室のスケールを活用しましょう。
◎ベビースケール
授乳前に測って授乳後にも測れば、赤ちゃんがどれだけ母乳を飲んでいるのか計算できます。
また、赤ちゃんが母乳だけで満足しているようならミルクを足す必要はありません。
それでも心配な場合には、母乳外来で相談することをオススメします!!
やはり専門の医者などで計測してもらう方が、正しい情報(データ)を採取することができますからね。
母乳はママの血液!ママもしっかり栄養をとりましょう!
母乳は、ママの血液から作られています。
つまりママの食べた物の栄養が、母乳の原材料なのです。
赤ちゃんの健やかに成長させてあげるためにも、バランスの取れた食事を心がけましょう。
※最近では、葉酸サプリなどで手軽に簡単に栄養を摂取することが可能となっています。
赤ちゃんとママに必要な栄養素が十分確保できますので、ぜひチェックしておきましょう。
関連記事:赤ちゃんとママに必要な栄養素「葉酸」!「ベルタ葉酸サプリ」の評価&評判を徹底調査!
また喫煙や飲酒は、母乳に影響するのでやめましょう。
こんなことはもってのほかですからね。
そして、ママが摂取する栄養以外にも水分もしっかり摂りましょうね。
授乳期には特に喉が乾きますので、水分を適度に補給しておきましょう。
[ad#co-1]母乳育児のメリットについて!具体的な何が良いの?
『母乳育児は良い!』と言われていますが、具体的に何が良いのか知らない方も多いと思います。
ということで、この機会に母乳育児のメリットを知ってください。
とりあえず簡単に説明しておくと、母乳育児のメリットには一般的に栄養面でのメリットと情緒面でのメリットがあります。
なので、まずは一般的に言われている2つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
栄養面でのメリットって?
母乳には、さまざまな免疫物質が含まれており、赤ちゃんを守ってくれます。
だから、「ママが1番最初に赤ちゃんにプレゼントするものが免疫物質である」とロマンチックなことも言われています。
特に産後一週間以内の『初乳』には免疫物質が含まれているので、ぜひこの期間は授乳してあげることをオススメします。
赤ちゃんにとっては大事なチャンスなので、必ず逃さないようにしましょう。
※最近の研究では、母乳の免疫物質は免疫学的病態が基礎にある疾患の予防にも関連していることが報告されています。
そして、母乳は赤ちゃんが成長していくために必要な栄養素がバランスよく含まれています。
完全食なんて言われるほどですからね。
また、母乳は消化吸収がよいため、胃腸や肝臓、腎臓への負担が少ないです。
内臓への負担が少ないことで、赤ちゃんへの体のストレスも少ないことに繋がります。
しかし、ミルクにあって母乳に不足しているものもあります。
それは、ビタミンKです。
そのため、出生後に赤ちゃんはK2シロップを飲むのです。
◎K2シロップ
出典:instagram
情緒面でのメリットって?
母乳をあげるときは、必ずママと赤ちゃんが密着しますよね。
これは赤ちゃんにとって、とても心地よく安心する瞬間なんです。
またママにとっても、幸せな時間ですよ。
この他にも、
- 添い乳ができるので睡眠時間を確保できる
- ミルクを作る手間が省ける
- ミルク代がかからない
といったメリットもありますね。
母乳育児には、今だけしか出来ないママと赤ちゃんとのスキンシップがあります。
だから、お互いが肌に触れることで、ストレス軽減に繋がっていることもあるんです。
これぞまさに情緒面でのメリットです。
育児と家事で忙しいママは、こうした触れ合いの中で適度にストレスを解消できれば最高です。
ということで、母乳育児のメリットを知ってもらえたでしょうか?
たくさんメリットがある母乳育児ですが、だからといって母乳に固執し頑張りすぎてストレスが溜まらないようにしましょう。
最近のミルクは、研究を重ねて作られているのでより母乳に近いものになっているのでミルクでも十分安心ですよ。
ただ、肌に触れ合うことへのスキンシップは母乳育児だけの特権とも言えますね。
[ad#co-1]まとめ
産院でも推奨されているのが母乳育児です。
母乳には、ミルクとは違いメリットがたくさんありますからね。
1番のメリットは、免疫力を付けさせることです。
「母親が赤ちゃんに最初にプレゼントするもの!」なんてロマンチックなことが言われているものです。
ただ、完全母乳を意識しすぎてストレスを感じると本末転倒なので、臨機応変に対応してみてください。
何事も極端ではなく、上手に対応できることが大事ですよ。
授乳期間中のママの悩みを解決しよう
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