気温が低くなり、ただでさえ難しい赤ちゃんの衣類の調節に頭を悩ませる季節になりました。
特に寝ているときは寝返りすることもあって、布団がかかっているか気になりますよね。
赤ちゃんが睡眠中、布団を蹴ってしまうと
「もしかしたら暑いのかな?」
「どうしたら布団をかけて寝てくれるんだろう?」
と考えてしまいます。
特に初めての育児になるとわからないことだらけですからね。
なので、ちょっとした不安や疑問は、今回で全て解決していきましょう。
ということで今回は、赤ちゃんが布団を蹴ってしまう理由や、最適な室温、布団の掛け方を紹介してきます。
正しい知識を知って、夜の不安を少しでも減らしましょう!!
今日からママも赤ちゃんも安心して眠れるように、たくさんの育児知識をたくさん持っておくようにしましょうね。
[ad#co-2]冬でも赤ちゃんが布団を蹴る原因は?最適な室温と布団の掛け方を知ろう
睡眠時、赤ちゃんが布団を蹴る主な理由は暑いから!
大人とは違って、赤ちゃんは体温が高めです。
ママやパパとは、体感温度が違うため赤ちゃんの衣類の調節はとても難しいですよね。
寒さが深まる夜には「風邪をひかないように」と温かい格好をさせて寝かせている方も多くいるとは思います。
ですが、赤ちゃんが布団を蹴ってしまうのは暑さからくるものが多いです。
でも、「手足が冷えてるし寒いんじゃないの?」と思ってしまうところですよね。
この気になる疑問を解決するには、赤ちゃんの体温調節を知ることが今回のキーとなります!!
赤ちゃんは、手足で体温を調節している!
まず、寝ている赤ちゃんの手や足に触れてみてください。
手足が冷たいと「寒いのかも・・・」と衣類を増やす前に、背中やお腹の体温も確認しましょう!!
手足が冷たくても、赤ちゃんの背中やお腹が温かければ、赤ちゃんが寒いということはありません。
赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟なので、手や足に汗をかいたり冷やしたりすることで体の熱を放熱し、体温を調節しています。
だから温めすぎてしまうと汗をかいて、かえって寝冷えしてしまい風邪をひくこともあります。
なので、手足だけではなく他の部位に触れて体温を確認しましょう。
暑い以外の原因はある?
布団を蹴ってしまう主な理由として「暑いから」というのをあげましたが、もちろんそれ以外の原因もあり得ます。
掛け布団が重くて身動きが取れずらく、苦しさから蹴飛ばしてしまったり、元々寝ている時の寝返りが多い子は布団をいくら掛けても蹴飛ばしてしまうんですよね。
寝返りは赤ちゃんの睡眠の質を高めるために必要なものなので、無理にやめさせるのは控えましょう。
[ad#co-1]衣類や布団だけでなく、部屋の室温をチェックするべし!
寒くなると必須になってくるのが「暖房」ですよね。
赤ちゃんがいる家庭では、しっかりと暖房器具で部屋を暖めていると思いますが、赤ちゃんにとっては暑すぎる可能性もあります。
赤ちゃんが快適に感じる冬の室温の目安としては、20〜23度を意識しましょう。
また、乾燥が気になる季節でもあるので湿度も40〜60%になるよう加湿器などで調節することが大事です。
暖房器具の設置場所には要注意!睡眠時には電源をオフに!
床置きの暖房器具は、赤ちゃんが触れないように柵やストーブガードをして火傷防止をすることが必須です。
また、暖房器具を使っているときは、長時間赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
睡眠時は、暖房を消してから布団に入るのが良いですね。
付けっ放しで寝ていると、室温がいつの間にか上がっていても気づくのが遅れますし、室内が乾燥しやすくなります。
なので加湿器や濡れたタオルを干すなど、湿度対策もしっかり行いましょう!!
[ad#co-1]赤ちゃんに最適な布団の掛け方は?
夜中や朝方は冷え込むので、寝ている間に赤ちゃんが冷えてしまうのではないかと心配になり、熟睡できないママも多いはず。
でも、安心してください。
基本的には夜の就寝時は、綿の毛布やタオルケットにプラスして掛け布団1枚で大丈夫です。
寒さが厳しいときは、タオルケットや毛布を追加して様子を見ましょう。
掛け布団を追加してしまうと、重たくなり身動きが取れなくて赤ちゃんも苦しい状態にさせてしまいます。
なので、軽いタオルケットなどで調節するようにしてくださいね。
寝返りの多い子の味方!スリーパーを着せよう!
タオルケットや掛け布団をかけても、寝返りが多く寝相が悪い赤ちゃんは、寝ている間気づけば何もかかっていないということもよくあります。
いくら体温が高めとはいえ、何もかかっていない状態はさすがに寒いですし、夜中に何度も起きて確認するのもママは寝不足になってしまいます。
なので、そんな時にオススメなのがスリーパーを着せることです!!
◎スリーパー
足元まである長めのベストの形になっているスリーパーをパジャマの上から着せてあげると脱げません。
なので、子どもが寝ている間に布団が蹴られても寒さの心配が減りますよ!!
また、着ているパジャマもズボン部分に腹巻が付いているものを選ぶと、お腹を出してしまうこともなく、冷えの心配がなくなります。
手足の冷えはまだ大丈夫なこともありますが、お腹の冷えは避けたいので防寒対策をしてあげましょう。
暖めすぎると危険なことも!
「睡眠時、寒いかな?」と思って暖めすぎると、逆に汗をかいてしまい寝冷えをしてしまうこともあります。
最悪の場合には、乳幼児突然症候群(SIDS)を引き起こす原因となることもあります。
厚労省はSIDSの定義(原因不明の病気)および三つの危険因子(うつ伏せ寝・タバコ・母乳育児)を見直すべきである。SIDSは原因不明の病気ではなく、着せ過ぎ・ホットカーペットなどによる高温環境(温め過ぎ)が赤ちゃんをうつ熱(衣服内熱中症)に陥らせた事故だからである。
出典:s-kubota.net
でも、「パジャマにスリーパーを着せていたら大丈夫」くらいの気持ちで気にしすぎないのが一番です。
ふと目が覚めた時に赤ちゃんに布団がかかっていなかったら、かけ直してあげようと頭に入れておくだけで充分ですよ!!
[ad#co-1]まとめ
「肌がデリケートな赤ちゃん、体がデリケートな赤ちゃんだからこそ、寒い季節には温かくさせてあげないといけない!」なんて普通は思いますよね。
でも、実際には赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、温かくさせすぎると逆効果になります。
しかも、体温を上げさせると赤ちゃんは大きな問題を起こしてしまうこともあります。
だから、本当にちょうど良い室温や防寒対策をしてあげないといけません。
とにかく、赤ちゃんは暑さに弱いです。
暑くなった時、自分で服を脱ぐことができないので、親がちょうど良い防寒対策をしてあげてくださいね。
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