授乳中、気付いたらどんどん前屈みになって、「腰が痛い!」なんて経験ありませんか?
実際私も経験者なので、この状態のママに気持ちはよくわかります・・・。
(ちなみに私は背が高いので、通常よりも猫背になってしまいやすく、授乳中は腰痛、肩こりとの戦いでした。)
そんな私は、ある日乳腺炎になり、近くの助産院で胸のマッサージをしてもらいました。
そこで授乳の様子を見てもらうと「授乳の体勢や、赤ちゃんの抱っこの仕方が悪いから腰が痛くなる」と指摘されてしまったのです!!
ただ、「一体何がいけないというのだろう・・・。」と疑問になってから、赤ちゃんの抱き方を色々と調べてみると原因がわかってきました。
現在、授乳期間中のままで「授乳で猫背になる、腰が疲れる」というママは、今回その原因を見ていきましょう。
具体的な赤ちゃんの抱き方を紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
[ad#co-2]授乳で姿勢が猫背に!辛い体勢、疲れる腰を防ぐ正しい抱き方とコツ
授乳で猫背になる理由
授乳中、どんどん前屈みになってしまう原因・・・それは「胸の高さよりも、赤ちゃんの口が下にある」からです。
上向きに抱っこした赤ちゃんの口に胸を持っていこうとすると、どうしても下を向かなければなりません。
だから逆に、胸のところに赤ちゃんの口を持ってくるようにする、これが授乳の基本なのです。
授乳中の赤ちゃんの抱き方のコツについて
赤ちゃんを抱っこする時、腕の力で胸の位置まで持ち上げようとすると、つい赤ちゃんの頭を支える方の肩が上がってしまい、肩こりの原因になります。
だから背筋を伸ばし、肩が水平になるように両方の腕で赤ちゃんを持ち上げることが大切です。
また、赤ちゃんの顔と体が同じ方を向いていることも大切です。
赤ちゃんの体は上を向いているのに顔だけ胸を向いていると、上手に母乳を吸うことができず、ママも常に下を見ながら授乳することになるから注意です。
[ad#co-1]色々なものを使って授乳の辛い体勢を楽にしよう
いくら小さな赤ちゃんでも、胸のところまで抱っこして持ち上げながら長時間授乳するのは大変です。
だんだん腕が疲れて赤ちゃんが下がり、また猫背の繰り返しになりますからね。
そんな時、役に立つのが「授乳クッション」です。
●授乳クッション
ママのお腹にクッションを挟み、その上に赤ちゃんを乗せて授乳できるので、腕の力は必要ありません。
またこの時、普通に座るよりも座椅子やソファに座ることで、猫背にならず背筋を伸ばすことができます。
授乳クッションを使うことで、赤ちゃんも母乳を吸いやすくなりますし、ママ自身も体を壊しにくいのでオススメの便利グッズですよ。
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ママの腕の代わりに授乳中の赤ちゃんを支えられるもの
もし授乳クッションがなければ、バスタオルや枕でも代用できます。
授乳クッションを使っていても、高さが微妙に合わないというときにタオルなどで高さ調節することができます。
また、スリングや首が座れば抱っこ紐などで赤ちゃんを支えながら授乳することもできます。
とにかく赤ちゃんが母乳を飲みやすい位置に固定してあげること、そしてママ自身も無理な体勢で授乳しないで済む位置に固定できれば大丈夫です。
[ad#co-1]授乳しやすい体勢を見付けよう
授乳と聞くと、赤ちゃんを横にして抱っこする「横抱き」がすぐに頭に浮かびます。
しかし、横抱き以外にも授乳の体勢はいくつかあります。
1日に何度も授乳しますし、ましてや長い時間授乳するのですからママが授乳しやすいのが一番です。
ということで、自分に合った体勢を見付けられるように、いくつかの授乳法をご紹介します!!
縦抱き
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縦抱きは、赤ちゃんの首が座らないうちはやりにくいかもしれません。
ですが首が座り、抱っこしやすくなった頃にはオススメです。
縦抱きというの名の通り、赤ちゃんを縦にしてママと対面するように座らせて授乳する方法です。
高さが合わない場合は赤ちゃんのお尻の下にクッションを置いて、そこに座らせるようにしましょう。
フットボール抱き
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「脇抱き」「ラグビー抱き」という呼び方もあります。
ママのお腹の横にクッションなどを置き、その上に赤ちゃんを寝かせます。
ママは赤ちゃんを脇の下に挟むようにし、赤ちゃんのいる方の手のひらで赤ちゃんの頭を支えます。
特に帝王切開だったママは、お腹に負担が掛からずに授乳できます。
また、低体重の赤ちゃんや、胸の大きなママにもおススメな授乳法です。
添い乳
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赤ちゃんの横にママが添い寝して授乳する方法です。
育児で体が疲れているときなど、とても楽に授乳できます。
ただし、ママがそのまま寝てしまって、赤ちゃんに覆いかぶさってしまわないように注意が必要です。
赤ちゃんは授乳しながら寝てしまうことがありますからね。
寝ているときに吐いても大丈夫なように、少しママの方に傾くように寝かせると安心です。
背中の下にタオルなどを置いてあげると良いでしょう。
[ad#co-1]自分に合った方法で授乳期を乗り切ろう!実体験を紹介!
私も子供の授乳は、ほぼ添い乳で乗り切りました。
添い乳は、そのまま赤ちゃんが寝てくれることがほとんどで本当に楽でした。
けれど、いつも添い乳で寝かしつけていたら、ママの胸がなくては寝られない子にもなってしまいました・・・。
だから断乳も大変でしたが、今となってはとても良い思い出となっています。
母乳を飲まなくなった今でも、抱っこして胸に顔をうずめる子供を見ていると授乳していた頃を思い出します。
やっぱり名残惜しいのは、ママ自身も同じなんでしょうね。
授乳はママと赤ちゃんの大切なスキンシップ。
自分の体の負担にならない姿勢を見付けて、楽しい授乳期を送ってくださいね。
まとめ
授乳は1日に何度もやらないといけない作業です。
だからこそ、毎回ツラい姿勢で授乳しているとママの体に異変が起こることはわかりきっています。
特に腰への負担が大きいので、腰を痛めるママが多いですね。
また腰を曲げて授乳しているから、猫背になってしまうこともよくあります。
授乳の時には、楽な姿勢も確かにあります。
これを知っているかどうかで楽さが大きく変わりますので、必ず知っておいてくださいね。
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