妊娠中のストレスや悩みは胎児に影響する?妊婦の喧嘩や大泣きはNG?

妊娠すると、母体に様々な変化が出てきます。

初めての感覚や身体の変化もあって不安が募り、いつの間にかストレスを抱え込んでしまうケースもあります。

 

  • 「妊娠してからパートナーとの喧嘩が増えてしまった」
  • 「涙もろくなってしまい、大泣きしてしまうこともある」

というのは多くの先輩ママたちが経験していることです。

 

そこで今回は、妊娠中のストレスや悩みが胎児に影響を及ぼすのかを紹介していきます。

また、妊娠中に喧嘩や大泣きをしても大丈夫なのか、妊娠中におすすめのストレス解消法についても紹介しますので、ぜひ最後まで見てみてください。

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妊娠中のストレスや悩みは胎児に影響する?妊婦の喧嘩や大泣きはNG?

妊娠中のストレスや悩みは最小限にとどめよう

 

妊娠中は、母体の心身状態が胎児へ大きな影響を与えます。

 

まずは、ストレスや悩みが母体や胎児にどのような影響を与えるのかを見てみましょう。

 

抗ストレスホルモン「コルチゾール」が減少し、疲れやすくなる

ストレスがあると、副腎からコルチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンが分泌されます。

この抗ストレスホルモンが絶えず分泌されていたり、大量に分泌されたりすると、疲労回復ができにくくなると言われています。

 

つまり、妊娠中のストレスは妊婦の体を疲れやすくしてしまうのです。

出典:http://www.ncpdc.org/

 

へその緒から流れる血流量が減る

 

ストレスや悩みがあると、母体の血管が収縮しやすくなります。

 

結果として、へその緒から胎児へと送られる血流量が減り、胎児への酸素や栄養が届きにくくなります

すると、胎動や胎児の心拍が減ってしまうことも出てくるのです。

 

また、胎児の栄養不足状態が続くと、低出生体重児になりやすくなります。

 

赤ちゃんの夜泣きや病気につながることも

妊娠中の過度のストレスは、

  • 赤ちゃんの夜泣きや喘息
  • アレルギー疾患
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 発達障害

などにも関係があると言われています。

 

母体の精神状態を、お腹の中で赤ちゃんがしっかりと感じとっているという証でもあります。

 

切迫流産や自然流産の可能性が高まる

母体の精神状態が、切迫流産や自然流産につながってしまうケースもあります。

 

上述したように、ストレスや悩みが胎児の発育に悪影響を及ぼすため、結果として流産しやすくなってしまうとも言えるでしょう。

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妊娠中の喧嘩や大泣きはできるだけ避けよう

 

妊娠中のストレスや悩みは、できるだけ最低限に留めておきたいものです。

 

ですが、もし「喧嘩をしてしまった」「大泣きしてしまった」という場合は、どのような影響があるでしょうか。

 

母体に負担がかかる

妊娠すると女性ホルモンに大きな変化が起こり、自律神経が乱れやすくなります。

また、妊娠中は様々なことに対して敏感になり、ストレスを感じやすいものです。

 

妊娠中に喧嘩したり大泣きしたりすると、血中アドレナリンが上昇し、妊婦の心臓に強い負担をかけることになります。

 

しかし、感動的な映画を観た等で泣くことは赤ちゃんへの悪影響はありませんのでご安心くださいね。

 

 

胎児にも悪影響がある

上述したように、喧嘩や大泣きは妊婦の身体に負担をかけます。

 

すると、

  1. 妊娠初期は胎児の発育不足や発達障害につながってしまったり
  2. 妊娠中期以降には胎児が逆子になったり
  3. 妊娠後期では胎児が鬱病を発症する原因になったり
  4. 流産につながってしまったり

という恐れも出てきます。

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妊娠中のストレスや悩みとうまく付き合おう

 

できるだけ穏やかな気持ちで過ごしたいというのは万人の願いです。

しかし、現実には難しいもの。

妊娠中は特に、身体の変化も起こるので行動が制限されがちですね。

 

では、妊婦におすすめのストレスや悩み解消法はどのようなものがあるでしょうか。

 

身体に負担をかけない程度の軽い運動

最近では、マタニティーヨガやマタニティースイミング教室も人気が出てきました。

マタニティー教室に通うことで、身体を動かすだけでなく妊婦友達が作れるのも嬉しいですね。

 

また、太陽の光を浴びながら近所をウォーキングするだけでも良い気分転換になります。

 

 

十分な睡眠をとる

 

睡眠は疲れをとるだけでなく、ストレス解消にも有効です。

妊娠期は通常よりも疲れやすくなりますので、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。

 

夜中の胎動や胃の圧迫感などで熟睡できないこともあるかもしれませんが、「眠れなくて大丈夫かな」と心配する必要はありません。

横になっているだけでも身体の疲れはとれています。

 

友人やパートナーと話す

ストレスや悩みは、ひとりで溜め込むと何も良いことはありません。

愚痴を聞いてもらうだけでも良いので、ストレスを感じた時には意識して誰かと話すようにしましょう。

口に出しただけでも案外気が軽くなることもあります。

 

 

正しい情報を得る

情報化社会でたくさんの情報が飛び交っており、中には誤った情報もまぎれていることがあります。

 

妊娠や育児について不安や心配なことがある際には、自ら調べることも良いですが、それでも悩みが解消されない場合には産婦人科や保健センターに相談してプロの意見をもらいましょう。

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まとめ

妊娠中は我慢することも多いですし、気をつけないことも多いです。

また、ホルモンのバランスの影響もあり、イライラすることは本当に多くなるでしょう。

 

ママと胎児は一心同体!

ということで、ママのイライラが胎児に影響するか心配になることはわかります。

ただ、どれだけイライラを我慢しても、結局その我慢がストレスに変わるので同じなのです。

 

一番良いことは深く意識しないことです。

ママ自身が気楽な気持ちで生活をし、気にしすぎないようにすることが一番大事です。

 

細かいことを全て気にしても意味がありませんし、無駄に疲れるだけなので楽にいきましょう。

 

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