
妊娠線が出来てしまうかどうかは、妊婦みなさんの悩みの種ですよね。出来てしまうと一生残ってしまう線だけに、絶対に作りたくないのが本音だと思います。
ですが妊娠中は身体の変化に伴い、なかなか十分なケアができない人も多いものです。こまめな保湿ケアは面倒で大変ですからね。
なので、「産後、妊娠線がどうしても気になる」「どうにかして妊娠線を消したい」という声もたくさん聞かれます。妊婦さん全員の気になる疑問を今回解決していきましょう。
ということで今回は、妊娠線ができる仕組みと妊娠線は治るのか、産後に肉割れ痕を消す方法とお勧めのケア商品をご紹介します。妊娠線が出来てしまった方は必見ですよ。
[ad#co-2]なぜ妊婦に妊娠線が出来てしまうの?出来る原因、理由とは?
妊娠中に妊娠線ができる仕組みは肌の「真皮」にあった!
妊娠線は、皮膚の奥にある真皮という組織が断裂することによってできます。
なぜ組織断裂が起こるかというと、妊娠にともなって体が急激に変化し、肌がその変化のスピードについていけなくなってしまうからです。
妊娠線には「新妊娠線」と「旧妊娠線」の2つに分かれます。
新妊娠線とは?
一般的に呼ばれる妊娠線のことで、妊娠中からできます。でき始めは内出血のように赤紫色をしていますが、産後半年ほどで白っぽく銀色に変化します。
旧妊娠線とは?
妊娠だけによるものではなく、急激な体重増加などにより肉割れが起こって皮膚が断裂することを指し、一般的にはストレッチマークとも呼ばれます。また、産後、銀白色に変化し瘢痕化した妊娠線も「旧妊娠線」にあたります。
新妊娠線よりも旧妊娠線のほうが妊娠線を薄くするために時間がかかることが多いです。
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できてしまった妊娠線は見えなくすることは出来る
妊娠線は皮膚組織の断裂によりできますので、完全に消すことは残念ながらかなり難しいです。
しかし、最近では妊娠線対策の方法がたくさん出てきました。
自然治癒力や肌再生能力を生かして妊娠線を限りなく薄くすることができますので、妊娠線ができてしまったからといってすぐにあきらめないでくださいね。
ただ、妊娠線を薄くするためには、継続的に根気強くケアすることがとても重要です。
妊娠線は、肌の奥にある真皮という組織が断裂することでできますので、妊娠線を完全に消すことは、残念ながらかなり難しいことです。
しかし、ヒトの自然治癒力を踏まえて、真皮の上に表皮細胞を再生させて傷(妊娠線)を覆うことで、妊娠線を限りなく薄くすることができます。
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産後に行える妊娠線を薄くするための方法は、主に<レーザー治療、炭酸ガス治療、ダーマローラー、瘢痕修正術、妊娠線専用クリーム>の5つが挙げられます。
ここでは最初の4つの方法についてご紹介し、妊娠線専用クリームについては次の項で詳しくご紹介します。
これらは、妊娠線専用クリームよりも短期間で妊娠線を薄くできる効果が期待できます。
レーザー治療で熱により肌の再生を図る
レーザーの熱により妊娠線のできてしまった真皮に直接刺激を与え、肌の再生能力を生かして妊娠線を薄くする方法です。
体にメスを入れることなく、短時間で済みますが、たいていの妊娠線は3回~5回程度のレーザー治療が必要となります。
医療機関にもよりますが、1回10万円程度の予算がかかることが多いようです。
また、まれに火傷してしまうこともあるというリスクも覚えておいてください。
炭酸ガス治療(カーボメッド)で肌を再生する
炭酸ガスを皮下脂肪に注入することで、細胞の新陳代謝を高めながら肌の再生を図る方法です。
カーボメッドという医療機器で施術することが多いようです。カーボメッドは、点滴の針よりも細い針を用いて炭酸ガスを皮下脂肪に注入する機器です。
針というと痛そうなイメージがありますが、施術を受けた人の声では、ほとんど痛みがないと感じた人が多いです。
傷痕も残らず、施術時間も部位によりますが約30分程度で済みます。
週2~3回のペースで約10回ほど受けることが一般的です。
価格はクリニックによりますが、1回腹部を受けることで約2万円程度かかると考えておきましょう。
ダーマローラーで細かい傷をつけることで肌を再生する
ダーマローラーとは、細かい針がついているローラーのことを指し、基本的に美容外科での治療となります。
ダーマローラーを皮膚の上で転がすことによって細かな傷をつくり、自然治癒力で肌の再生をはかる方法です。
最近では事前に保湿成分などの有効成分が含まれているクリームを塗ってからローラー治療を施すことで、さらに効果を生むクリニックもあります。
麻酔クリームなどを使用することにより、痛みも感じにくいように配慮されています。
インターネットなどでダーマローラーを購入し、自宅で行うことも可能です。
ただし、事前の消毒や使用後の保湿、日焼け対策などを考えると、美容外科で治療する方がお勧めです。
美容外科では1回につき約6万円程度が目安で、数回施術することがお勧めされていますが、1回の施術でもかなり効果があったという口コミもあります。
瘢痕修正術で傷痕を目立たなくする
瘢痕修正術は、傷を縫い合わせて妊娠線を目立たなくするための手術です。
上述した3つの方法よりも施術に時間がかかることが多く、痛みも出てきます。
また、縫合が必要となりますので、術者によって仕上がりに差が出ることもあります。
ただ、特に妊娠線の痕がひどいという場合には、専門医の意見を取り入れることが効果的となりますので、選択肢のひとつとして考えてみても良いでしょう。
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低予算で出来てしまった妊娠線を薄くしたい
上述したような方法もありますが、いずれの方法も時間もお金もかかり、リスクも伴うことは否めません。
そこでもっともお勧めなのは、妊娠線専用クリームで時間をかけて根気強く治していくことです。
妊娠線は真皮の断裂によりできてしまうものですが、肌の乾燥が真皮断裂の原因につながっているのです。
そのため、肌をしっかりと保湿し、肌の再生を図ることで、クリームでも妊娠線を限りなく薄くすることができるのです。
その際のポイントは、<毎日こつこつと、たっぷりのクリームを塗ることを長期間続けること>です。
残念ながら短期間での効果は見込めません。最低でも半年はかかると考えましょう。
ただ、最近では妊娠線専用クリームに肌の若返り効果が期待できる有効成分が含まれている商品なども出てきています。
したがって、妊娠線だけでなく、肌全体にツヤとハリが生まれるということを目標に、こつこつと続けることをお勧めします。
ここで妊娠線を薄くするためにお勧めのクリームをご紹介します。
① NOCOR <アフターボディートリートメントクリーム+ヒートブースター ボディーマッサージVCオイル>
② mitete マタニティークリーム
これらのクリームは決して安価ではありませんが、数多くのママたちが使用して妊娠線が薄くなったという実感を得られたというクリームです。
自分の体質や肌の状態にあったクリームを見つけ出すためにも、いくつか試してみることもお勧めですよ。
[ad#co-1]まとめ
出来てしまった妊娠線を消すことは出来るのかについて紹介してきました。どうでしたでしょうか?
妊娠線を自然に完全に治すことは、ほぼ不可能です。しかし、限りなく見えなくすることはできます。
丁寧にケアしていても妊娠線が出来てしまうこともありますが、そこで悲観せずに丁寧にアフターケアして見えなくするようにしていきましょう。
諦めずにケアすることが何よりも大事なので、ぜひ根気よく試してみてくださいね。
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