妊娠してうれしいのに妊娠線ができてしまって困る、辛い。
まして妊娠線が増えるのはもっと困る。
妊娠線の情報はたくさん得ていたのに腕にも胸にも妊娠線がどんどん増えている。
そんな人もいると思います。
困っていても始まりません。
どうしていけばこれ以上増えないのか、増えないための知識やおすすめの方法を探してみました。
まだ、妊娠線ができていない人も、先取りでチェックしてこれから先の参考にしてみてください。
[ad#co-2]出来た妊娠線をこれ以上増やさないためにはどうする?【おすすめの方法】
妊娠線が出来る原因は
妊娠すると赤ちゃんが育つ経過と共にお腹が大きくなって行きます。
人の皮膚は表皮・真皮・皮下組織で構成されおり、それぞれに特徴があります。
表皮は1番上の組織なため伸縮性に優れていてお腹が大きくなって行くことについていくことができますが、表皮の下にある真皮や皮下組織は伸縮性がほぼないため伸びについて行くことができずに亀裂を起こしてしまいます。
皮膚の特徴に加えて、妊娠中に分泌されるコルチコステロイドというホルモンの働きによって皮膚の柔軟性が失われる上に皮膚の新陳代謝が抑制されます。
それによって皮膚は弾力性を失った状態となります。
そこへ急激な体重の増加が起こり益々皮膚が引っ張られることになってしまいます。
1度妊娠線ができたからといって、それ以降妊娠線が増えないとは限りません。
むしろこのサイクルにどこかで歯止めをかけなければ、妊娠線がどんどん増える可能性があります。
妊娠線ができたからもうやっても無駄とは思わずに、妊娠線を増やさないケアが必要になっていきます。
妊娠線を増やさない為に必要なこと
妊娠線は、妊娠した7割の人に出来ると言われ自然に消えることはなく数か月から数年をかけて薄くなって行くと言われています。
出来てしまうのなら仕方がないので増やさないようにしていきたいと思われるでしょう。
では、どうしたら増やさずに経過できるのでしょう。
①早期から徹底して保湿を行い皮膚の柔軟性を高める
妊娠する前から乾燥肌の人はどうしても妊娠線が増えて行きやすくなります。
常日頃から表皮が乾燥していると言うことは真皮や皮下組織も乾燥しやすいのでわずかな刺激を受けるこ とで亀裂を起こしてしまいがちです。
皮膚を構成するコラーゲン繊維を活性化させ、保湿できるクリームや化粧水などを用いていきましょう。
もうできてしまってからやっても意味はないんじゃないかと思うかもしれませんが、今まで以上の保湿をすることでこれからできる妊娠線の予防には役立ちます。
また、出来た妊娠線を目立ちづらくすることにも役立つので継続して行いましょう。
②食生活を見直して妊娠線が増えることを防止しましょう
妊娠すると「2人分食べるのは当たり前」と言われますが、食べ過ぎは急激な体重増加の元になり皮膚が引っ張られることで真皮の亀裂を起こしてしまいます。
急激な体重増加を放って おくと、出産が近づくにつれて今まで以上に妊娠線ができやすい体になってしまいます。
ホルモンによる脂肪の蓄積増加も起こります。
カロリーを必要以上に摂らないことや皮膚のターンオーバーに有効な食事を摂れるようにしていきましょう。
その他に、妊娠中の体重増加の目安として、妊娠していない時の自分のBMIを知っておきましょう。
妊娠の初期は赤ちゃんは大きくありません。
妊娠12から15週になると赤ちゃんは100g程度に成長します。
この時母親の体重には急激な増加は見られません。
その後、妊娠の後期は赤ちゃんの身長が50㎝程になり体重は3000g程度に育っていきます、母親の体重は急激に増加します。
そこで、BMI18.5未満の場合は出産までの体重増加の目安は10㎏から12㎏で妊娠の初期の体重増加の目安は1か月500g。
妊娠の中期の体重増加は1か月1から1.5㎏。妊娠の後期の体重増 加は1週間200から300g程度です。
また、BMI18.5から25以上の妊婦さんの場合は、出産までの体重増加の目安は7から10㎏で妊娠の初期の体重増加は1か月400g。
妊娠の中期の体重増加は1か月1から1.2㎏。妊娠の後期の 体重増加は1週間200から300g程です。
その他に、BMI25以上の妊婦さんの場合は、出産までの体重増加の目安は5から7㎏で妊娠の初期の体重増加は1か月300g。
妊娠の後期の体重増加は1か月0.8から1㎏。妊娠の後期の体重 増加は1週間200から300g程です。
これを目安にすることをおすすめします。
③適度な運動を行います
妊娠初期など安静が必要な時期があります。
医師と相談しながら体調や赤ちゃんの様子に合わせて軽い運動を行い、余分な脂肪の燃焼を促進させ、妊娠に必要な筋肉を作って代謝を上げましょう。
④下着で支えて増やさない
妊娠中は体のサイズが変化するため下着は使わないと言う人も見えると思います。
まったく付けないで過ごすと大きくなっていくために胸やお腹は重力に負けてしまいます。
また、下着などを用いて保持していないことで妊娠線もできやすい傾向になるため、絞め付過ぎないブラジャーやガードルを使うことをおすすめします。
妊娠線を防ぐためのおすすめの方法
皮膚の乾燥は亀裂を起こす大きな原因になります。
今までは1本だったのに2本3本ということも起こりがちです。
充分な保湿を行いこまめな継続ケアを行うことが有効的といえます。
①自分の皮膚に合った製品を使う
妊娠によって普段何気なく使っていた化粧水やクリームが、妊娠によって皮膚が過敏になり赤くなったり、かゆくなって使えないことがあります。
また、頭痛や吐き気を起こすこともあります。
そのような症状を起こさないものを選びましょう。
また、匂いにも妊娠中は敏感になっています。
できる限り無香料で無着色、低刺激な製品で鉱物油フリーや石油系界面活性剤フリーな製品を選択しましょう。
その他にスーパーヒアルロン酸や低分子コラーゲン及びモイストコラーゲンなどの皮膚の潤い成分を含有していて皮膚の奥まで届くような製品がおすすめです。
②食事のカロリーを考慮して急激な体重の増加を防止する
普段の食事の摂取カロリーに300Kcal程度のカロリー増加におさえましょう。
ご飯なら1杯食べた後半分の量をおかわりする程度。
また、野菜中心の小皿を1品追加する。
デザートのフルーツを普段より多めに食べる程度にする。
赤ちゃんが育つことが1番ですが体重の増え過ぎは皮膚の亀裂を起こします。
また、糖質や脂質を食べることを抑えることで妊娠中につきやすくなっている脂肪の増加をを防ぎます。
糖質を過剰に食べると使われない糖質は脂肪として蓄積されます。
また、脂質を多くとり過ぎることで糖質や資質はエネルギー変換されずに蓄積されてしまいます。
スナック菓子や洋菓子などの食べ過ぎに気を付け、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどをバランスよく食べましょう。
③適度な軽い運動を行う
妊娠中は運動不足になりやすいもの、医師と相談しながら簡単な軽い運動を行ってみましょう。
ウォーキングやマタニティヨガ、マタニティストレッチなどを行い代謝アップをしていきましょう。
また、軽いマッサージや半身浴で血流促進を促しましょう。
筋肉が付くことで亀裂を防止して増えることを防げます。
まとめ
妊娠線を増やさないためには、自分に合ったクリームやオイルを見つけこまめに塗っていくことで皮膚の潤いを保つことができるようです。
妊娠線クリームや妊娠線専用クリーム、ベビーオイルやニベアなど使っている製品も人それぞれですがとにかく充分な保湿に心がけることが良いようです。
また、妊娠線は見つけにくい場所にできやすいので、たっぷりの量のクリームを広範囲に塗って行くことをおすすめします。
これ以上増やさないための対策は、毎日の行動が必要になりますが、少しでも増やさないために頑張っていきましょう。