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産後は様々な痛みが生じます。
生まれたての小さい赤ちゃんはとても軽いですが、ずっと抱っこしていると肩が凝ったり、腰を痛めたりすることもよくありますよね。
そんな時、少しでも症状を緩和させたいけれど、授乳時に湿布薬は使えるのでしょうか?
授乳期間中は赤ちゃんに母乳を与えるので、ささいな疑問でも放置しておくことは絶対にやめましょう。
なので、授乳期間中に湿布を使えるかどうかは今日解決しちゃいましょう。
ということで今回は、授乳時に痛む身体の症状の緩和方法と一緒にご紹介します。
スポンサードリンク授乳中の湿布薬に関する母乳への影響は大丈夫?赤ちゃんに危険なの?
授乳中の生活は、母乳に影響するかどうかが心配な点ですよね。
退院後は、特に何が良くて悪いのかっていう判断を家庭でしなければいけない為、とても難しいですよね。
私の場合、長男が癇の強い赤ん坊として誕生し、ちょっとした刺激で起き、まとまって寝ることは3か月くらいまでありませんでした。
そして、授乳と抱っこを繰り返すことで、手首が腱鞘炎になりました。
一度、腱鞘炎になると抱っこする度、手首に痛みが起き、苦痛でした。
また、冬生まれであったため、冷え性の私は、肩こりや腰痛もひどくなりました。
そんな痛みに便利なのが、湿布薬です!
スーパーに行って、薬剤師に「授乳中です」と伝えて湿布を購入。
湿布のおかげで痛みがとても軽減しました。
しかし、出来るなら授乳中は薬をはじめ湿布薬も使用を控えたいですよね。
この時は、薬剤師に湿布を張る許可をもらいましたが、本当のところ、湿布薬が母乳に影響はするのでしょうか?
ということで、使用上の注意点や身体のケア方法についてもご紹介します。
スポンサードリンク湿布薬を使う事、授乳中の注意点
産後のママの身体は、出産時の傷を治すためにもリラックスする必要がありますが、育児に家事にやることは盛り沢山です。
また、ホルモンバランスも乱れやすくなることから疲れがとれにくいと感じる場合もあることでしょう。
そんな時に伴う痛みは、早めに対処したいものですね。
でも、授乳中って湿布薬を使用してもよいのでしょうか?
授乳中に湿布薬の使用についてご紹介します。
湿布薬が赤ちゃんに影響はある?
湿布薬の成分には、消炎鎮痛作用のあるインドメタシンなどが入っています。
そのため、妊娠中は胎児への影響が考えられる為、使用が禁止されています。
妊娠中は胎児へ影響があるため湿布の使用はできませんが、授乳時に湿布薬の成分が母乳に移行する心配はほとんどないとされています。
妊娠中と違い、産後は個体が別々であるため、貼付薬に関してはそれほど神経質になる必要はないです。
しかし、自分で判断せず病院で処方してもらったり、薬剤師に相談するなどして、その安全性を確かめてください。
基本的に授乳中の湿布薬は使用してよいですが、胸の下や肩など授乳時に赤ちゃんの鼻が近い部分に添付すると湿布の独特の匂いで赤ちゃんが嫌がる可能性はあります。
湿布薬の使用で気を付けたいこと
授乳時、一番気を付けたいことが、自己判断です。
家に湿布の余りがあるから使っちゃおうと自己判断は避けてください。
注意書きをよく読み、心配な点があれば医師または薬剤師に相談しましょう。
商品によっては、授乳中の使用に安全性が確立していないものもあります。
久光製薬のモーラスパップは授乳中の使用に関しても医師の相談が必要です。
また、湿布薬の効果が強すぎて肌がかぶれてしまうことがあります。
湿布を張ってから3時間ほどが効き目のピークです。
産後は、ホルモンバランスの崩れや体力の低下などから特に肌トラブルも起きやすいです。
新生児の育児中は、特にママ自身が病院へ行くのもなかなか一苦労ですので、注意してくださいね。
小さいお子さんがいるご家庭は湿布の保管にも注意が必要です。
「ボルタレン」などの湿布薬は、15歳未満の子供の使用を禁止しています。
ジクロフェクナナトリウムが主成分で強い鎮痛成分があります。
そのため、小児への安全性が確立していません。
湿布薬の保管には、直射日光をさけお子さんの手に届かない位置に置くようにしましょう。
市販の湿布薬と授乳中に辛い痛みを軽減するには
授乳中、医師や薬剤師に相談の元、なるべく母乳への影響の少ない種類の薬が処方されます。
しかし、赤ちゃんが新生児である、アレルギー体質の場合には、注意する必要があります。
どんな薬にしても必ず安全というわけではありません。
ママ自身が湿布や薬の世話になることのないように、日ごろから体調管理に気を付けておくことも大切です。
スポンサードリンク市販の湿布薬と授乳中の使用について
ドラックストアやスーパーなどでも湿布はとても手に入りやすいですよね。
サロンパスやフェイタスバンテリンなどは、普段湿布を使う事のない人でも知っている商品なのではないでしょうか。
使うとスーッと痛みが引くような感じがして気持ちいいですよね。
市販の薬には、その薬のリスクに応じて「第1~3類」に分類されています。
最もリスクの少ない薬が「第三類」です。
私が持っている「サロンパス」のパッケージ裏にも授乳中の使用は禁忌とは記されていませんでした。
特に問題はなくても出来る限りリスクは低い方がよいです。
そのため、授乳中に使用する湿布薬は「第3類」の商品です。
市販の湿布薬では、「サロンパス」「アンメルツヨコヨコ」「ハリックス」などの商品が挙げられます。
また、自分で購入する場合には、薬剤師に相談したり安全性を確かめてから購入しましょう。
辛い肩こり、腰痛の予防
出産後はお産の疲れや慣れない育児で、肩や腰が痛むことが多いですよね。
湿布薬は手っ取り早い処置で、危険性がないとは言え、出来る限り薬の使用のない生活を目指しましょう。
自宅で出来るストレッチやマッサージは、身体の凝りをとるのにとても効果的です。
バランスボールの使用もよいですよ。
新生児の育児中は外に出る機会も減り、身体を動かさないことで逆に筋肉が凝り固まってしまう場合があります。
そんな時、軽く腕を回すだけでも随分と違います。
ラジオ体操もとても効果的です。
スポンサードリンクすぐに実践できる筋肉をほぐす方法とは
すぐに実践できるツボ押しはオススメです。
肩こりのツボ
肩こりのツボは曲池というツボです。
肘を曲げると出来る、横じわの外側の端にあるのが曲池です。
押すと響くように痛いのがポイントです。
疲れ目にも効果があります。
腰痛のツボ
腰痛のツボは志室というツボです。
左右の腰骨の頂上を結ぶラインと背骨との交差点から、背骨んお突起を上に一つ越えたところより、左右外側に指4本分の場所にあります。
また、整体などで、肩こりやゆがみを正すと、生活が楽になりますよ。
まとめ
授乳しているからと痛みを我慢すると、余計に悪化したり症状が長引く場合があります。
授乳中だからと何でもダメと考えず、医師または薬剤師に相談して痛みの軽減を優先しましょう。
ストレスの少ない授乳タイムを送ってくださいね。
参考になれば幸いです。