普段は授乳するときはおとなしく母乳をゴクゴク飲んでくれる赤ちゃん。
ですが、たまに赤ちゃんが授乳時に暴れてしまうときがあったのではないでしょうか。
母乳を飲めるときはすんなりとおとなしく授乳をする赤ちゃんも、実は、何か不満があるときは不満を表すために手足をバタバタさせたり泣いたりして、不満を露わにします。
この不満の正体を見抜くことが大事なのです。
そして、せっかく授乳をする時間になったのに、赤ちゃんが母乳を飲んでくれないと、ママも「何か病気かな?」といったように著しく不安になりますよね。
しかし、赤ちゃんが暴れる原因をしっかりと理解することによって、ママのそういった不安は軽減されます。
赤ちゃんのことについてもっともっと知ることで、いつも通りの授乳ができるようになるのです。
ということで今回は、授乳中に新生児が暴れる原因、理由を紹介します。
授乳中の赤ちゃんの手が邪魔!新生児が授乳時に暴れる&もがく原因・理由は?
授乳中に暴れる原因は、ズバリ「授乳に不満があるとき」である
赤ちゃんが授乳の時に暴れるとママは困惑するでしょう。
そして、赤ちゃんが授乳中に暴れるというのは、以下のようなことが起こったときのことを指します。
- 赤ちゃんが手足をバタバタさせる
- 無駄にのぞける
- 泣く
といったことが起こるかもしれません。
そして、こうやって授乳の時に暴れるということは、ママの授乳に何かしらの不満がある可能性が高いです。
赤ちゃんも、まだまだ幼いとはいえ、感情はあります。
従って、「寒い」「お腹空いた」「お腹すいていない」「寝たい」といったことはちゃんと感じているのです。
しかし、当然のことながら赤ちゃんはママと違って話すことができません。
そこで、手足をバタバタさせたり泣いたりすることで、感情を伝えようとしているのです。
関連記事:新生児に添い寝授乳(添い乳)して良い?やり方とメリット&デメリット
☆ワンポイントアドバイス
普段と違う環境、例えば外出中の授乳などは要注意です。
なぜなら普段と違う部屋で授乳をしたり、もしかすると部屋内で授乳しない場合もありますので、赤ちゃんにとっては違和感を覚えるのです。
普段とは違う景色や気温のため、赤ちゃんからすればいつもとは何もかも違い不安しかないのです。
従って、「ここどこ!」「寒いよ!」という感情が授乳の時に出てきます。
なので、授乳をするときに不安を表してくることがあるのです。
※ちなみに、外で授乳する場合はママの胸元をカバーすることも兼ねて、赤ちゃんをちゃんと胸にくっつけて授乳したり、授乳ケープを使うといった対策を取りましょう。
周りに授乳していることを察しさせない・見せないように気をつけましょう。
授乳中に暴れる原因を探ろう
母乳の出がいつもと違う
赤ちゃんは一度の母乳で自分がお腹いっぱいになる程度に飲みます。
しかし、仮にいつもと違い母乳の出が悪い場合、赤ちゃんは満足に授乳ができなかったことになるので、「もっと飲みたい!」と思って、それをママに伝えるのです。
逆に、母乳がいつもより出るときも赤ちゃんが不満を態度で表します。
母乳が多い場合、赤ちゃんがむせてしまい、余分な母乳が口に入ってしまい気持ち悪い思いをしているのです。
それぞれの伝え方は、上記のような手足をバタバタしたり泣いたりと様々です。
とにかく暴れることは間違いないので、どちらかの不満を察してあげましょう。
関連記事:授乳の時、胸の張りや痛いのはいつまで続く?母乳が作られる痛み?
☆ワンポイントアドバイス
母乳の出が悪い場合の対処法は、赤ちゃんが満足するまで根気よく授乳を続けることです。
授乳に満足したら暴れることもないし、自然と授乳を止めます。
そして、母乳の出が多すぎるときは赤ちゃんはもう母乳を飲み終わった可能性が高いのです。
その場合には、母乳が出るのが落ち着いたら授乳をやめて構いません。
単純に母乳を飲みたくないと思ってる
赤ちゃんが母乳を飲みたくないと思っているパターンには2通りの可能性があります。
ひとつは、お腹がいっぱいでもう母乳が入らないといったケースです。
この場合は言わずもがな、赤ちゃんはお腹がいっぱいで母乳を飲みたがらないので、胸が目の前に来たとしても授乳するわけがありません。
むしろ暴れて「寝かせてほしい!」とママに訴えるのです。
もうひとつは、授乳とは関係ないことで暴れているパターンです。
例えば、赤ちゃんが泣いた時に授乳をしようとパターンを決めている場合など、授乳のタイミングを決めているときにありがちで、実は授乳したくて泣いているのではなく、おむつが濡れていたり、周りが騒がしかったりしたときの泣きだった、というパターンです。
この場合は、まずは解決方法がおむつを替えるだけなので、おむつをチェックして、その次に周りの環境を整えてください。
授乳の時間をきちんと決めて授乳をしていたとしても、赤ちゃんは非常にきまぐれなものです。
時間通りに授乳をしないことだってあるので、それは覚えておく必要があります。
☆ワンポイントアドバイス
授乳中に赤ちゃんが泣きだしたり暴れたりして、その場はなんとか収まったとしても「なんで赤ちゃんが泣いた、暴れたのか」ということはちゃんと考えておくようにしてください。
赤ちゃんだって快適な環境で授乳をしたいので、赤ちゃんのためにも原因を究明して、次の授乳につなげてくださいね。
育児はママも子供と一緒に日々成長です!!
なので、赤ちゃんの細かい異変も感じ取れるように、親は子育て能力を少しずつあげていきましょう。
赤ちゃんの「心の声」はちゃんと聞いてあげることは大切
新生児が授乳時に暴れる&もがく原因・理由を紹介しました。
赤ちゃんにとって頼れる人は、ママしかいないのです。
従って、赤ちゃんがなにか不満があるときは、なにがなんでもママが解決しなければいけません。
そして、赤ちゃんの気持ちを察してあげないといけません。
しっかりと、赤ちゃんが泣いたり暴れたりした際には原因を見つけ出し、その原因を取り除いてあげることです。
こういったことが、赤ちゃんが快適に授乳するために必要な環境づくりで、ママには絶対に求められる能力なのです。
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