妊娠線ができやすい人の特徴は?肉割れしやすい原因は何?




妊娠が確定すると嬉しいものです。ただし、お腹が大きくなるに連れて女性にとって困ることも増えてきます。

妊娠によりお腹が少しずつ大きくなることやつわりが起こること、またお腹が大きくなって地面が見えにくくなること、しゃがむことや立ち上がることなどの体の動きがスムーズにいかなくなること、そして家事のみではなく体を横にすることも出来にくくなることなどの生活動作の変化がお腹が大きくなることで起こってきます。

このように初めて直面することが日々増えてくるのです。一方で、お腹の赤ちゃんの成長を感じたり散歩中に声掛けされたりと嬉しい体験も増えていくのですが…。

そもそもですが、先輩ママさんや周りの方から聞こえてくる「妊娠線」とは、いったい何なのかと疑問を持たれると思います。また、「妊娠線」と「肉割れ」についても、そもそも違うものなのか、同じものなのかと不思議に思うことでしょう。

ということで今回は、妊娠線はどのようなものか、できやすい人はどんな人なのか、肉割れとは違うのかを紹介していきます。妊娠経過のなかでできる妊娠線予防を見つけていきましょう。

スポンサードリンク

妊娠線ができやすい人の特徴は?肉割れしやすい原因は何?

そもそも妊娠線がわからない!?先輩ママの口コミを紹介

 

そもそも妊娠線はわかりづらいと先輩ママから意見がよく出ています!

実際に、巷からもこのような声が上がっています。

『<読者の声>

・時間が経てば消える。(23歳/学校・教育関連/専門職)
・自分の母には妊娠線があり、今でも消えていないので、そう思いました。(24歳/金融・証券/営業職)
・出産後に皮膚がたるみそうで気になります。(25歳/食品・飲料/専門職)
・クリームを塗れば妊娠線がつかないというのは本当なのか。(26歳/医療・福祉/専門職)
・そもそも妊娠線をよくわかっていない。(32歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)』

出典:woman.mynavi

 

やはり、妊娠線はなんなのかわかっていない方が多いようです。

そこで、妊娠線や肉割れがどうしてできるのか、また、できやすいのかを知ることで妊娠線や肉割れを理解し、どう対策していくのが良いかを考えるとともに早期からできる妊娠線ケアを見つけていきましょう。

皮膚の構造、状態を知ることで妊娠線予防に繋がる

人の皮膚の構造はどのようになっているのでしょうか構造を見てみましょう。

人の皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層構造からできています。そして皮膚は伸び縮みに富んだ性質をもっています。

特に表皮はかなり伸びることも可能です。それに対し真皮・皮下組織は伸びにくい性質をもっています。そのために表皮と真皮・皮下組織には差が生じてしまいます。

皮膚に種類によってそれぞれの特徴がある

表皮・真皮・皮下組織にはさまざまな特徴があります。それぞれの特徴により、ケア方法も違ってきます。

表皮について

まず表皮はケラチノサイトという細胞からなり、ターンオーバーを2ヶ月かけて行っています。そして、皮脂膜が存在することで肌の水分蒸発を防止する役割を担ってくれています。

真皮について

次に真皮は血管や神経、毛根などを含んでいます。そして構造にあるたんばく質が皮膚に耐久性を与え、エラスチンは皮膚に弾力性を与える働きをしています。

一番奥の皮下組織について

一番深い場所の皮下組織は真皮より大きな血管や神経を含んでいます。外部からの衝撃を和らげるクッションの役割とエネルギーを蓄える働きをしています。

これらの皮膚構造により、人間の皮膚は伸縮性に富み柔軟性や弾力性に富んでいることがわかります。また、妊娠すると胎児が育つのに合わせてお腹を大きくしていきますが、表皮と真皮・皮下組織では伸び具合が違うことが分かったと思います。

では、胎児の成長とともに皮膚がどのように変化していくのかを見ていきましょう。


スポンサードリンク

妊娠線ができる経過はどうなっている?肉割れ痕が出来やすい箇所とは?

赤ちゃんの成功とともに皮膚のひび割れが起こりやすい

 

皮膚の三層構造の特徴により、胎児がだんだん大きくなっていく経過の中で表皮はかなり伸ばされていきますが、真皮・皮下組織は伸びにくいためその部分に脂肪が付着し隙間がなくなって亀裂を生じていきます。妊娠中におこるこの現象によってできる赤紫色やピンク色のみみず腫れのような線を妊娠線と呼びます。

妊娠線は、妊娠初期からできる場合は少ないといわれ、妊娠5ヶ月(16週)頃からお腹が目立つようになるので皮膚が引っ張られて妊娠線ができやすくなっていくと言われています。また、妊娠線はお腹・二の腕・乳房・お尻・太ももにできやすくなります。

その他、妊娠線は臨月になってできることもあります。特に臨月は急速にお腹が大きくなり、妊婦さんにも疲れが出やすい時期になります。「今までできなかったから大丈夫」と安心せずに皮膚のようすを見ましょう。

妊娠線には種類がある!赤い線と白い線の正体とは?

妊娠線には種類があります。

出産後に見られ妊娠中にできた妊娠線の跡で色は周囲と同じ肌の色をしていますが凹凸が皮膚にあり感触が異なっているものを旧妊娠線といいます。他には妊娠中にできた血管の色が浮き出る赤い線を新妊娠線といいます。他にへそ下から陰部までの体の真ん中にできる少し茶色っぽくなっている場合もある線を正中線といいます。

妊娠線の色は初期の毛細血管が透けて見える赤い妊娠線やピンク色や赤紫色の妊娠線が見られます。その他、妊娠維持を行うためにホルモンバランスが崩れ、皮膚の再生能力が低下してします。

妊娠という喜ばしいことが、さまざまな体の変化を運んできます。妊娠線のできる経過とともに妊娠線の色などを知り早めに妊娠線を見つけることも大切なことの1つです。

次に肉割れはどうやってできていくのかを見ていきましょう

こちらも一緒に読まれています

妊娠線はアフターケアでも消える?産後でも出来てしまった線を消す方法

肉割れができる経過はどうなっている?皮膚の柔軟を保つことが大事

表皮には伸び縮みがありますが、真皮や皮下組織には伸縮性が少ないです。

真皮にはコラーゲンとエラスチンがあるコラーゲン繊維とヒアルロン酸があるためうるおいが保たれています。ただ、短時間に体型に変化がおこると真皮は変化についていくことができずに繊維が断裂し皮膚にも亀裂を生じます。

これを皮膚の肉割れと呼びます。

真皮のターンオーバーは5~6年の歳月を要して行われるため一度傷つくと修復は難しくなります。

肉割れはこの皮膚の深い真皮層が激しい運動や急激な身長の伸び、体重増加についていけずに裂けてしまうことにより皮膚にみみず腫れをおこしたものといえます。肉割れはお腹・二の腕・お尻・太ももや体の背面などにもできやすくなります。

肉割れの色は白っぽい色が多く見られます。激しい運動や成長期などにもおこります。

妊娠線と肉割れの違いはどこ?妊婦に起こる皮膚のひび割れの違いについて

妊娠線は妊娠中に胎児の成長伴ってお腹が大きくなることで、引っ張られた皮膚にひび割れがおこりスジができることです。

一方、肉割れは急激に太ったり一部の筋肉に過剰な負荷がかかることによって引っ張られて皮膚がひび割れたことによりスジができることです。

原理的には違いがありますが、ひび割れてスジができる仕組みはどちらも同じです。簡単い言ってしまえば妊娠以外の人にできるスジが肉割れ、妊娠中にできるスジが妊娠線です。

そして、色が明らかに違っています。この色を意識して見つけたり、妊娠中だから妊娠線と理解し皮膚がひび割れてスジができにくいように早くからクリームなどでの保湿を行いましょう。


スポンサードリンク

妊娠線ができやすい人の特徴とは?規則正しい生活習慣が大事?

体重の管理、皮膚の柔らかさなど気をつけることが多い

 

妊娠中は胎児を育てるため食欲が増すものです。また、胎児を守るためお腹だけでなく腰やお尻のも脂肪が付きます。

食欲が増進してしまうと、急激な体重の増加を招き、お腹をより大きな力で引っ張ることになり妊娠線ができやすくなります。一時的な食欲の増進により食べ過ぎてしまうことが妊娠線をできやすくしてしまう1因となります。

また、皮下脂肪の多い人も真皮・皮下組織の隙間がなくなり皮膚の亀裂のおこりや血行不良を招いて妊娠線を出やすくさせます。さらに肌が乾燥している人も皮膚の柔軟性や弾力性が失われるため妊娠線が出やすくなります。その他、身長の低い人はお腹を引っ張られる率が高く妊娠線が出やすいことがあります。

他、双子や三つ子を妊娠している多胎妊娠の妊婦さんは、胎児を育てるために子宮やお腹が大きくなるので妊娠線もできやすくなります。また、初産婦より経産婦のほうが子宮が大きくなっているためお腹も大きくなりやすく妊娠線ができやすくなります。

妊娠線はすべての人に出るわけではありませんが、50~60%の確率でおこるとも言われています。つまり2人に1人の確率で妊娠線がおこります。

また、妊娠線は1本だけでなく10数本できてしまう場合もあります。

妊娠線ができやすい傾向を知り早めからの対策を行っていくことで妊娠中の心配や妊娠線が残ることを減らしていきましょう。

肉割れしやすい人の特徴とは?急激な体重の増加が危険?

日々の生活の中で食べ過ぎてしまったり、飲酒などを過度にすることで急激に太ったり、特定筋肉を過剰に鍛えるための運動などで一部の筋肉に過剰な負荷がかけられることによって引っ張られた皮膚が断裂しひび割れが生じます。それによって肉割れがおこります。

その他、成長期の子どもさんは見るたびに大きくなっていく感じをうけることがあります。子どもさんの成長期の体重や身長は急激に伸びることが多くあります。このため皮膚が急激な体の変化についていけずに肉割れがおこります。

また、体重を気にして行うダイエットやそれによっておこすリバウンドもやはり皮膚に与えるダメージがあり肉割れの要因となりえます。

近頃は浮指が原因で歩き方の支点がずれるため太もものすねやふくらはぎに横線の肉割れができることが多くあります。毎日の生活の中であまり気にしていなかったのにおこりやすいのが肉割れです。

こちらも一緒に読まれています

妊娠線予防クリームは薬局やドラッグストアの市販品ならオススメはどれ?

妊娠線ができやすい原因について

肌の潤いがなくなれば皮膚が断裂しやすくなる

 

妊娠中にはステロイド(糖質コルチコイド)ホルモンの分泌が増加されます。ステロイドの分泌が増すことでコラーゲンを作り出す細胞の増殖が抑えられ肌の弾力が失われていきます。これにより、肌の亀裂がおこりやすくなります。

また、妊娠5~6ヶ月は急激にお腹が大きくなり始め皮膚の表面の下にある真皮・皮下組織が急激に引っ張られます。このため肌に亀裂がおこります。

妊娠中の皮膚はうるおいが少なくなるため強く伸ばされると細胞同士の結合が壊れやすくなります。その結果真皮の断裂をおこします。

妊娠中は赤ちゃんの成長に伴ってお腹が大きくなるだけでなく、乳房が大きくなったり体全体に脂肪が付きやすくなります。表面層は伸びて変化に対応してくれますが、奥の真皮や皮下組織の一部は急激な変化に耐えられず断裂してしまうことが原因となります。

妊娠早期に妊娠線ができないから安心と思わずに臨月、出産するまで皮膚の様子も見ていきましょう。


スポンサードリンク

妊娠線の解決策とは?妊娠線予防するために大事なこと

急激な体型の変化が危ない!保湿ケアはもちろん食べ物なども気をつける

 

胎児の成長に伴って急激にお腹が引っ張られることで妊娠線はできるため、急激な体重の増加は避け食生活に気を配りましょう。

胎児を育てることや守ることが第1でお腹やお尻、腰回りはどんどんと大きくなっていきます。日々の食生活の見直しを行いカロリーチェックもこころがけていきましょう。また、レバーや納豆、ほうれんそうなどの血流促進になるものを食べるようにしましょう。

そして、新陳代謝をアップできるように朝白湯を飲むことやココアやショウガ、冬野菜などの体を温めるものを摂るようにしていきます。その他、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの運動を行い代謝アップを図りましょう。

絶対に知っておいてほしいことは、妊娠線は薄くなるものの完全には消えないものです。

添加物の少なく、保湿効果の高いマタニティ専用のオイルやクリームがさまざま販売されていますので、匂いや付け心地など自分に合ったものを選択し購入していきましょう。また、クリームなどは気づいた時のみ使うのではなく継続して毎日使っていくことが妊娠線の予防につながるので、こまめに保湿ケアしていきましょう。

お尻の妊娠線は見逃されがち

どうしても見つけにくいのが、お尻の妊娠線です。お尻は体の背面のため自分の目で確認することが難しいため知らないで過ごしてしまうことが多くあります。

また、お尻は体重増加という変化によって皮膚組織の変化や外部からの刺激に敏感で乾燥しがちです。そしてお尻はもともと皮下脂肪の多い部位で妊娠するとよりますます皮下脂肪ができやすくなります。

この点を覚えておいて出産後にお尻を見て驚くより早くから鏡を使ってお尻も見るようにしましょう。

こちらも一緒に読まれています

妊娠線予防クリームやオイルの正しい塗り方とマッサージ方法

まとめ

妊娠線と肉割れはいずれも皮膚が引っ張られて断裂してしまうことでおこることを理解できます。また、経産婦さんの妊娠線は80%にできるといわれています。

「1人目にできなかったから私には妊娠線はできない」と決めつけてしまわずに、妊娠線の特徴を早期から知り肌のうるおいを保つクリームなどを塗ることで保湿を行い、肌に柔軟性をもたせて妊娠線の予防をしていきましょう。